Rolfing® Structural Integration

歩行時、足の動きが腕に先行するとは目からウロコ 

60代男性(セッション1/10シリーズ・後編)

セッション1の後のメールのやり取り、後編です。前編はこちら。

クライアントからのメール2


稲員様

力の抜き方のアドバイスをありがとうございました。
高岡英夫の「ゆる体」などを参考にしてみたのですが、やり方が正しくなかったのか、
あまり有効ではありませんでした。

歩いているときに腕がブランと重さを持っていることなど感じたことがありません。
チカラの入れ具合、入り具合というものの個人差を知ることができないのですが、
自分の場合はどちらかといえば普段からチカラが入っている方なのかもしれません。

秋田竿燈祭りの竹竿と提灯のバランスなどをイメージしながら、
リキミを抜いて姿勢と重力の関係を観察してみようと思います。

お忙しいところご丁寧にご指導いただきありがとうございました。

ロルファー稲員からのご返信2


鈴木さま

こんにちは、ご返信ありがとうございます。
うでのぶら下がりを感じたことがないことに気づかれた、ということがとても重要です。
腕・肩の緊張は、手首の捻挫も関係していると思います。

脱力は、からだの末端から起こるので、手のひら、手首が柔らかくなると、
肩・体幹の緊張も抜けてくると思います。
(セッション3でセルフケアをお教えする予定です)

歩行時の腕の振りについては、以前ブログに書いたことがあるので、
よろしかったらご参考までに。
http://blog.rolfing.namaste.jp/?eid=131

では、よい一日をお過ごしください。
今日もいいお天気ですね!

クライアントからのメール3


こんばんは。

ブログを拝見いたしました、ありがとうございます。
歩行時、足の動きが腕の動きに先行するとのご説明は目からウロコでした。

ジョギングなどで、疲れてペースが落ちてきたときには腕を大きく振るようにいわれます。
足より腕、腕より手の方が自由に動かせる分、神経がゆき届くので、手や腕の動きで足の動きを誘導するため、
普段の歩行でも上半身の動きが先で、それにつれて脚部の動きが始まるのだろうと漠然と思っていました。

各部の運動の精緻な説明は理解不能です・・・。

歩き方でも日本人は大幅に違っているように思います。
海外の空港でヒマつぶしに行き交う人々をながめているとその違いは顕著でおもしろいです。

本日は片道1時間40分のサイクリングで池袋へ行き、リコーダー・アンサンブルの練習会に参加。
メンバーと一緒に昼食後、私は博物館を2時間見て過ごし、またまた帰り道の途中で○○などなどを買いこみ、
マンションの28階まで階段をのぼりましたが、身体や呼吸のどこにも異常ありません。

「特に異常がない」というのは私としては最良の状態の表現です。
病気やケガをして初めて健康のありがたさがわかるように、
ハッキリとしたトラブルをどこにも感じない状態でいられることに感謝です。

以上、お礼かたがた現状報告申し上げます。


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