セッション3の後(表層セッションの終了後)に、アンケートにお答えいただきました。
-いわゆる整体・整骨・カイロ・マッサージなどの対症療法とちがい、地球の引力に対して
身体のバランスそのものを上手に適応させることを主眼にしているところが
根本的に違うように思えました。
-ロルフィングの名前を知ったのは、私がここ1年半ほど毎月1〜2回ほど能・狂言を観るようになり、
能に関する安田登の著書を読んだのがキッカケです。
-興味を引かれた理由は、
①若い頃からの姿勢の悪さをなんとかしたい気持、
②腹部の手術以後左側の大腰筋がうまく働いてないのではないかとの疑念、
③なんとなく体のどこかが緊張しており、呼吸も浅いような自覚があった、
④これまでリキむスポーツが多かったのに対して武道では脱力することの重要さを指導された戸惑い、
ロルフィングはこれらのことにプラスになるのではないかと思った。
-更に本を読んだり、YouTubeで内外のRolfingに関する動画をみたものの、いまいち実感がつかめないので、
それでは実際に体験してしまおうと思いました。
-姿勢改善(首が前に出る欠点)や余分なリキミ軽減の効果があらわれていると思います。
-施術を受けているときは何をされているかわかりません。
-終わった直後も、施術前・施術後で明らかに顕著な変化とまではわからないことが多いです。
-総合的な実感として全体的に良くなっていると感じますが、首の位置や脱力以外の点については、
まだまだどこがどうなったと具体的に認識できていません。
-これからセッションが進むにつれてどのような変化があらわれるか、興味を持っています。
前問で答えたことの他に、
①足裏のバランスの取り方がよくなりました
旧) 親指側前足底(母指丘)・小指側前足底・かかと
新)親指・小指・かかと
以前は足指を浮かせ気味だったのでバランスが悪かったことに気がつきました。
これには思い当たる理由があります。高校生のときに岩波文庫で読んだ五輪書に
「つまさきを浮けてきびすを強く踏むべし」という意味のことが書いてあった記憶が蘇りました。
自然に感化されていたのだろうと思います。
②両肩の前後の位置がよくわからなかったのですが、今日のご説明で、鎖骨と肩甲骨側が無理なく伸びて(広がって?)
いる状態ということでイメージをつかむことができたように思います。
③今週は体が疲労していたので、いつも軽く感じる10Kgのダンベルが今日は重く感じられて驚きました。
たまたまバイオリズムが低調なのだろうと思っていましたが、施術中は疲労を感じることがあるとのことですので、
努めて休養をとるように心がけます。
-今日はどこをどのようにしているかをご説明いただきながら施術していただいたので、
お〜、ナニをどうするんだな〜と納得して安心することができました。
今後もポイント、ポイントで解説をいただけたら嬉しいです。
-施術前・後の変化についてのご質問によく答えることができなくてすみませんが、
今のところ残念ながら微妙な感覚の差異をなかなかその場で感じとることができません。
裸の王様のお話の子供のように、先生が期待されるであろう答えを言うのではなく、
正直に感じるままを報告したいと思いますので、悪しからずご了承くださるようお願いいたします。 <(_ _)>
以上、取り急ぎご回答申し上げます。
アンケートのご協力ありがとうございます。
アンケートは、受けていただく方と施術者である私との間で意識合わせをして、
よりよいセッションを提供させていただくためにご協力お願いしているので、
ご要望をいただき、とてもうれしいです。セッション中の説明を増やすようにいたしますね。
ロルフィングは、思考や解釈を手放し、体の感覚を鋭敏にしていく作業でもあります。
今ある感覚を思考を介さずに言語としてアウトプットする、という行為は、体にとって非常に重要です。
フィードバックをいただくのも、セッション中に体の感覚についてご質問するのも、そのためです。
これはロルフィングの特徴の1つでもあります。
(フィードバックせずとも、セッションで得た感覚をメモするなど、みなさんにおすすめしています。)
その間に、そのあたりも変化される方が多いですし、
変化がなくても(ご自身で言葉にできなくても)体は感じているので大丈夫です。
次回からいよいよコアセッションです。
残りのセッションも、よろしくお願いします。
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