Rolfing® Structural Integration

脱力することの難しさを改めて痛感 

60代男性(セッション1/10シリーズ・前編)

セッション1の後のメールのやり取り、前編をご紹介します。

クライアントからのメール1


稲員様

こんばんは、先ほどはお世話様でした。
お陰様で、まん丸な月をながめながら快調に1時間半のサイクリングを楽しんできました。
第一回目は「自由な呼吸」がテーマなので帰り道の神楽坂の急坂も問題無し。
途中で米を買って10kgを背に帰還。

現時点では大きな変化の自覚症状はありませんが、
教えていただいた上半身の立て方を意識してみます。

合気道を最初に習ったのは高田馬場に本部のある道場ですが、
そこではリキまずチカラを抜くようにとよく指導されましたので
脱力することを練習してきたつもりですが、
施術を受けている中で脱力することの難しさを改めて痛感させられました。

つきましては、より効果的に脱力する方法などございましたら、ご指導いただければ幸いです。

ロルファー稲員からのご返信1


○○さま

ご返信ありがとうございます(^ ^)
神楽坂も問題なかったとのことで、よかったです。

力を抜くのは、実は一番難しいです。
今までがんばってきてくれた体で、逆に「力を抜く」のは、なかなかすぐにはできません。

まずは、そこに力みがあることに気づくことが第一歩です。
ご自身の体に力が無意識に入っていないか、不要な緊張がないかをチェックしてください。
ポイントとしては、「重さが感じられるか」です。

例えば、仰向けになっている時に、床に体重が委ねられているか、
歩いている時に、腕がブランと重さを持ってぶら下がっているか、といった感じです。
重さが感じられない部位があったら、そこに呼吸を送ったり、
お風呂に使った時のようにフーッと息を吐いてお腹の力を抜いたりすると
脱力を助けます。

10シリーズの間に徐々に学んでいくことになりますので、
今は気づくことだけで大丈夫です。
ではでは、来週もよろしくお願いします。


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